ドル円の上昇はトランケーションで終了?


米国雇用統計が終わりました。 ドル円、ユーロ円、ユーロドル、ポンドドルなど多くが上昇して今週を終えています。週明けはどのような展開になるのでしょうか。








雇用統計は良い内容でしたが、サプライズというほどのものではありませんでした。ということは、波動的には上を目指していたと思われます。

ドル円は、もうすでに衝撃波は完成したと考えたトレーダーも多かったようで、下降衝撃波への展開を期待した売りもかなり入っていたようです。しかし、5-3-5のジグザグで終了したことから、5波動目内部波動の最後の5波動目が残っていたようです。

そこで、今回の週間為替予想は、このドル円の5波動目終点の行方を予想してみたいと思います。




ドル円は週明けから反転?


大きな段階のサポートは0-2チャネル?


ドル円月足チャート
上はドル円月足チャートです。 久しぶりに大きな段階の波動展開を確認してみたいと思います。大きな段階の波動を確認すると、2011年10月から上昇トレンドに転換していることが分かります。

フォーメーションでは、俗にいう逆三尊を展開しています。 逆三尊は、エリオット波動的に見ると下降衝撃波→修正波→下降衝撃波→トレンド転換→上昇衝撃波→修正波→上昇衝撃波の展開です。 現在は、その上昇衝撃波に位置していると予想しています。

トレンド転換後はabc展開(5-3-5ジグザグ)と衝撃波(5-3-5-3-5)の両方の可能性があり、この違いによって今後の展開は異なってきます。詳しくは長期予想をご覧ください。 ただ、とちらの展開になるにしても、遅かれ早かれ1015年6月の125.854を上抜いてくると予想しています。

衝撃波ではなくabc展開であるとするならばジグザグの可能性が高いと思われ、現在はc波衝撃波の初動に位置していると考えられます。

直近の下降は、月足一目均衡表の雲にサポートされて反転していますが、最終的なサポートはジグザグチャネル(0-2チャネル)になると思われます(緑チャネル)。

ジグザグ展開であるならば、ジグザグのb波がトライアングルにならない限り、0-2チャネルを下回ることなく125円を越えてくるのではないでしょうか(ヒゲ越えはあるかも)。

次に、現在展開していると予想している、修正2波動目(?の部分)を時間軸を落として確認して見ます。



0-2チャネルにタッチ

ドル円日足チャート
上はドル円日足チャートです。 1/3の117.259までが3-1波動目とするならば、現在はその修正局面、または既に3波動目が始まっている、そのどちらの可能性もありそうです。

まだ修正局面であるとするならば、直近の安値(四角点線)までがa波で、現在はb波ジグザグの内部波動a波衝撃波と考えることができ、またトリプルスリーなどの可能性も残っているかもしれません(現在の上昇が衝撃波なのでその可能性は低い?)。

また、既に3波動目がスタートしているとするならば、現在の上昇は反転1発目の衝撃波ということなります。次の修正2波動目の終点付近は買場になると思われます。

どちらの展開になるにしても、トリプルスリーの可能性が低くなってきたことから、黒色チャネルの上ラインをバックに出来るだけ引き付けてから、追加のロングを建ててみたいと考えています。

あとは、現在の衝撃波がどこまで大きくなるかが問題です。直近では、日足一目均衡表雲と下降ジグザグチャネル(0-2チャネル)が重なるポイントから反転してきています(赤丸のポイント)。ここで衝撃波は完成しているのでしょうか、又はもうひう一段上を目指しているのでしょうか。



トランケーションで衝撃波が完成?

ドル円1時間足チャート
上はドル円1時間足チャートです。 直近の高値で衝撃波が完成したと考えたトレーダーの方が多かったのではないでしょうか。

日足一目均衡表雲と0-2チャネルタッチから5-3-5の波動展開で、雇用統計発表まではジグザグと下降衝撃波のどちらの可能性もありましたが、雇用統計後の上昇でb波終点を上抜いてきたことからジグザグ展開であったことがほぼ確定した形となっています。つまり、直近の高値は5-3波動目内部波動の終点であったようです。

このカウントがあっているならば、5波動目内部波動の5波動目の最後の1波動目が残ってことになります。雇用統計後の上昇は、この最後の5-5の上昇ではないのかと予想しています。

5波動目の大きさは、1波動目の1.00倍や1.618倍が理想的です。小さな段階の波動でジリジリとした上昇であるため判断は難しいのですが、雇用統計後の上昇が2-4チャネル1波ラインタッチで5-5が終点を迎えた可能性がありそうです。この5-5の大きさは、5-1の1.00倍で理想的なポイントです。

つまり、5波動目内部波動の5波動目は、内部波動の3波動目高値を越えてこれないトランケーション(フェイリャー)で終わり、このポイントで全体の衝撃波が完成した可能性がありそうです。ただ、5-5の更にひとつ下の段階5波動目がエクステンションして、1波動目の1.618倍まで大きくなる可能性もあるかもしれません(ユーロ円の週明けの展開に大きく影響される?)。

週明け5分足レベルの段階で、もし下降衝撃波が現れてくるようであれば、その押し目でショートポジションを建ててみたいと思います(短期保有)。







トライアングルチャネルまでプルバック?

ユーロドル日足チャート
上はユーロドル日足チャートにマルチタイムでマンスリーF.Piotを表示させたものです。  

ユーロドルは直近高値を明確にブレイクしてきました。このことにより、この修正波はまだ終わっていないことが確定しています。 この日足チャートを買い目線で見ると、1波動目→2波動目→3-1波動目→3-2波動目、現在は3-3波動目でこのまま勢いよく上昇していくように思えるような展開です。

しかし、トライアングルからの下降衝撃波5波動目が、トランケーションで終わることはまずないのではないでしょうか。この上昇は5-1波動目に対する修正波と考えるのが無理のないところだと思います。

トライアングルからの1波動目に対する修正2波動目は、よくトライアングルチャネルまでプルバックしてきます。現在は、マンスリーF.Pivotレジスタンス1まで反転してきています。 ここまで反転してきていることから見ると、修正波の終点はトライアングルチャネルタッチとF.Pivotレジスタンス2の重なるポイント、又は0-2チャネルタッチ付近の可能性が高くなってきているのではないでしょうか。

ただ、もしこのトライアングルチャネルや、0-2チャネルをを実線で大きく越えてくるようなことになれば、既に上昇トレンド転換している可能性も出てきます(既にダイバージェンスが現れており、その可能性は低いと思いますが・・)。

フランス大統領選の決戦投票がどのように影響してくるのか少し不透明ではありますが、長期的なスパンで考えるとドル円は上を、ユーロドルは下を目指す展開になるのではと予想しています。

来週も楽しく為替予想してください。
以上、週間為替予想でした。




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