これからエリオット波動を始める方へ



このブログを立ち上げて半年が経ちました。  現在では、その頃からは想像もできないほど、たくさんの皆さんにブログを見て頂けるようになり、ほんとに驚いています。



このブログを始めた理由は、エリオット波動のセオリーである5-2の安値付近からのトレンド転換を記録しておきたいと考えたからです(その時点ではあくまで予想です)。

もうひとつ理由があります。  

今までいろいろなテクニカル指標を試してきましたが、エリオット波動とフィボナッチ(ともに自然の法則)はその中でも特に使える指標であると考えています。 世界的に見ても、エリオット波動はとてもメジャーなもので、投資機関の多くで用いられている指標です。

しかし、日本では信じられないくらいマイナーで、エリオット波動の専門書もほとんどありません。 そこで、エリオット波動の凄さを知っていただき、楽しく波動カウントしてくれる方が少しでも増えてくれればという思いからブログを立ち上げました。

先入観で、エリオット波動は難しいと考える人もいますが、実はエリオット波動はとても簡単で、またとても楽しく為替予想することができる指標なんです。







エリオット波動はとても簡単


エリオット波動1サイクルイメージ
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エリオット波動は、トレンド方向に大きく進んでいく5つの波からなる推進波と、その動きを調整する3つの波の修正波で1つのサイクルを構成します。

トレンド方向に進んでいく推進波(5つの波)にはルールがあります。 しかし、とても簡単なルールです。



エリオット波動推進波のルール


衝撃波ルールイメージ

エリオット波動の推進波のルールはとても簡単な3つだけです。

ルール1  2波動目の終点は1波動目の始点を下回らない

ルール2  1.3.5波動で3波動目は1番小さな波動にならない※2番目はOK

ルール3  1波動と4波動は重複しない

エリオット波動の推進波のルールはたったこれだけなんです。 このルールをマスターすれば、推進波の大部分を理解したことになり、それだけで楽しく波動カウントすることが出来てしまいます。

ホントにこれだけと思われるかもしれませんが、本当です。 みなさん先入観で、エリオット波動は難しいと思われていますが、実はとっても簡単なんです。

推進波についての詳しい内容は「推進波マスターガイド」をご覧ください


次の修正波(3つの波)をマスターすれば、エリオット波動のほとんどの部分を理解したといっても言い過ぎではありません。



エリオット波動の修正パターン


推進波でトレンド方向に進んだ波を調整する修正波(調整波とも言われます)。 修正波は3つの波で構成され、推進波と区別するためabcで表記されます(複合修正波のみWXYXZと表示)。

修正波は、ルールではなく、そのパターンを覚えるだけです。



修正パターン1  ジグザグ修正(内部波動構成は5-3-5)

修正パターン2  フラット修正系(内部波動構成は3-3-5)

修正パターン3  トライアングル系(内部波動構成は3-3-3-3-3)

修正パターン4  複合修正波


※トライアングルは5つの波、複合修正波は3、又は5つの波となる特殊な修正波です。

上の4つの修正を覚えれば、ほぼ修正波はマスターしたことになります。 複合修正波は、フラット、ジグザグ、トライアングル等の組み合わせで構成され難しいので、少し慣れてからマスターした方がいいかもしれません。

修正波は、推進波より難しいですが、チャートの動きを見ていれば「ジグザグ修正を展開しているぞ!」、「拡大フラット修正だ!」と分かるようになります。

おそらく、この辺りを実際のチャートで確認できるようになると、エリオット波動の凄さが実感できてくると思いますよ。

修正波の詳しい内容は「修正波マスターガイド」をご覧ください


もうこれだけで充分楽しく波動カウント出来るのですが、エリオット波動の強者を目指すのなら、次のステップでマスターすべきものがあります。






これがマスターできれば波動使いの強者



波動使いの強者を目指すと言っても、そんなに難しいものではありません。 少し慣れた段階でマスターするものが3つあります。


フィボナッチ


エリオット波動の数学的基盤は、同じ自然の法則であるフィボナッチ数列から成り立っています。 エリオット波動の様々な場所で、このフィボナッチ数列が現れてきます。

フィボナッチをマスターすれば、波動カウントのヒントや、波動転換ポイントを正確に把握できるようになります。

フィボナッチ数列は、0.382、0.500、0.618、0.764、1.000、1.382、1.618、2.000、2.618などです。

ただ、取引ツールのフィボナッチエキスパンションとフィボナッチリトレイスメント(おそらくほとんどのFX会社の取引ツールの中に入っていると思います)を使うので、とっても簡単です。

使う場面の例としては、1波動目と3波動目の大きさの比率を測り、「3波動目が1波動目の1.618倍を超えてきた! ということはこの波動はabc波動ではなく推進波だ! このあとに4波→5波と続くぞ!」というような使い方をします。


フィボナッチの詳しい内容は「フィボナッチマスターガイド」をご覧ください。



推進波のエクステンション


トレンド方向に大きく進んでいく5つの波の推進波。 この推進波の1.3.5波の内、1つの波はエクステンションしてきます。エクステンションとは波の延長のことで、このエクステンションを含む波動は、1.3.5波の中で一番大きくなります。

少し表現が難しいのですが、簡単に言うと1.3.5波のどれか1つに、大きな推進波が内包されるのがエクステンションです。

通常、3波動目がエクステンションして最も大きな波動となることが多いのですが、なぜかFXでは5波動目もよくエクステンションしてきます。

少し難しいかもしれませんが、波動カウントを続けていると自然に分かるようになってきます。 まずは、習うより慣れよでしょうか。

エクステンションについての詳しい内容は「エクステンション徹底解剖」をご覧ください。




フラクタル構造

フラクタル構造イメージ
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相場は、5つの波の推進波と3つの波の修正波の合計8つの波で1つのサイクルを構成し、それを繰り返しながらトレンド方向に進んでいきます。 

この1サイクルは、ひとつ下の段階でも5+3の8波で構成されています。これをフラクタル構造といいます。 例えば、日足(ひとつ上の段階)推進波の1波動目と2波動目を、時間足(ひとつ下の段階)で見てみると、5+3の8波で構成されるのが確認できるはずです。

このフラクタル構造を利用して、ひとつ上の段階を意識しながら波を数えることができれば、カウントの精度は各段に上がってきます。

「日足段階1波動目の時間足段階3波動目を狙ってエントリーしよう!」。 ここまでくればエリオット波動の強者です。


フラクタルの詳しい内容は「フラクタルを使い相場の現在地を知る」をご覧ください。







ドル円為替相場の衝撃波

ドル円衝撃波チャート
フィボナッチを基盤としたエリオット波動は、実際のチャート上ではこのように現れてきます。 

エリオット波動の推進波ルールでトレンド方向に大きく進んでおり、また至る所にフィボナッチ数列が現れているのが確認できます。

このエリオット波動を使えば、波の節目をピンポイントで狙うことも不可能ではありません。







エリオット波動はとても楽しい


エリオット波動のカウントは、1つ波動が進むごとに、次の波動の終点を予想していきます。 この作業がとても楽しく、どこか推理ゲームに似ています。

修正波動は、1波動目が5つの波であれば、ジグザグ修正だと見当がつくのですが、3つの波の場合、様々な修正パターンの可能性が出てきます。一発で修正波形を当てるのは難しく、1波ごとにカウント修正しながら進んでいきます。

この修正を加えながら、カウントしていく作業がとても楽しいんです。

これからエリオット波動を始める方にお伝えしたいのは、カウントは修正しながら進めていくのが基本であるということです。 一発で当たらないとガッガリするのではなく、1波進むごとに、あれやこれや考えながら楽しくカウントしてもらいたいと思います。



エリオット波動は慣れればとても簡単です。 ぜひ皆さんも楽しくカウントしてみてください。



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