ポンド円のトレンド転換を検証!  






ドル円はボンド円の推移を睨みながら神経質な動き





英国のEU離脱を問う国民投票を前にして、ドル円の売り方は様子見のようです。


一方、ポンド円は、EU残留派優位との見方が高いことや、トレンド転換の期待感などから上昇しています。

国民投票の結果で大きく変わってくるかもしれませんが、ポンド円のトレンド転換を検証してみたいと思います。

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上は、先週末にアップしたポンド円為替相場週足チャートです。

もし、上昇推進A波動のフィボナッチ比率61.8(赤丸)の145.37での反転ポイントが修正波の終点であれば、195.90を超えてくる3波動、又はC波動の始まるトレンド転換ポイントとなります。

現在、その期待感からモメンタムも高くなっています。

もし、トレンド転換しているなら次の修正波の押し目でエントリーしたいと考えています。

そこで、時間軸を落としてポンド円のトレンド転換を検証してみます。


ポンド円チャート分析


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上はポンド円為替相場4時間足チャートです。

拡大フラット修正3-3-5構成の最後の推進C波動の5-5波動の局面です。

最後は推進5波となるべきところです。

145.37は3波動目の終点で、もうひと下落の可能性もあるのではと予想しているのですが・・・。

ただ、赤ラインを超えてくるようであれば、トレンド転換した可能性が高くなると考えています。


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その場合は、5波動目の延長型で145.37でトレンドが転換した可能性が高くなります。

フィボナッチ黄金比率で検討してみると、こちらでも不自然ではありませんでした。

こちらの可能性も考えられる現状です。

ここからは赤ラインを重点ポイントに据えて、153.80付近を超えてきた場合はトレンド転換、超えずに下降すれば、その下降が最後の5-5波動目と考えることにしました。

トレンド転換していた場合には、次の2波動目の押し目(1波動目のフィボナッチ比率50又は61.8付近)でエントリーする予定です。

どちらにしても、英国のEU離脱を問う国民投票の結果が出るまではエリトリーは控えておきたいと思います。